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MMOやマルチプレイアクションで「回線なんて関係ない」と思っていませんか
VALORANTやApexのようなFPSと違い、MMORPGやマルチプレイアクションゲームは「回線の品質がそこまで重要ではない」と思われがちです。確かにコンマ数秒を競う撃ち合いはないため、FPSほどシビアではありません。
ただしMMOやマルチプレイアクションのコアプレイヤーのコミュニティやSNSを見ていると、回線への不満は意外と多く上がっています。「なんかもっさりする」「スキルが空振りした気がする」「夜だけ動作が重い」という声が、実は回線に起因しているケースは少なくないのです。
この記事では、MMOやマルチプレイアクションプレイヤーが回線を見直すべきサインと、その判断基準を整理します。
「回線は関係ない」は本当か。コアプレイヤーの不満の実態
MMOや協力系アクションのコミュニティで「回線」に関する投稿を見ると、以下のような不満が繰り返し上がっています。
- 「スキルを押したのに発動するまでワンテンポ遅れる気がする」
- 「ボスの攻撃を見てから回避したはずなのに食らう」
- 「夜のレイドだけ動作が重い気がする」
- 「パーティメンバーが急にワープして位置がおかしくなる」
- 「大型パッチのダウンロードに何時間もかかる」
これらの不満を「サーバーが重いから仕方ない」「自分のPCのスペックかもしれない」と思っているプレイヤーが多いですが、実際には回線が原因のケースがあります。
回線がMMOのプレイ感に影響する仕組み
スキル回しとDPSへの影響
MMORPGのスキルはすべてサーバーとの通信を経由して発動します。ボタンを押してからサーバーがその入力を受け取り、処理して返ってくるまでの時間がPing値です。Pingが高いと「押したのに出ない」「リキャストが来ているのに反応が遅れる」という現象が起きます。
DPSを突き詰めているプレイヤーがスキル回しの最適化に時間をかけているのに、回線のPingがそのロスを生んでいるとしたら本末転倒です。高難易度コンテンツをやり込むほど、この差は体感として現れやすくなります。
夜間レイドでの安定性問題
MMOのレイドは夜間に集中するケースがほとんどです。ちょうどインターネット回線が混雑するゴールデンタイム(20時〜23時)と重なります。光コラボ回線やホームルーターを使っている場合、この時間帯にPingが跳ね上がる「Pingスパイク」が発生するケースがあります。
「昼間は快適なのに夜のレイドだけ重い」という場合、サーバーの問題ではなく自分の回線の混雑が原因の可能性が高いです。
大型パッチのダウンロード速度
MMORPGは定期的に数GB〜数十GBの大型パッチが配信されます。VDSLマンション(速度上限100Mbps)やホームルーター(実測50〜100Mbps程度)を使っていると、パッチのダウンロードに数時間かかるケースがあります。光回線1Gbpsの環境では同じ容量が数分〜数十分で完了します。
「パッチが来るたびにしばらくゲームできない」という状況は、光回線に変えることで解決できます。
MMOをメインにプレイしている方でも、気分転換にVALORANTやApexを触るケースは多いです。FPSではPingが直接的に撃ち合いの結果に影響するため、両方のジャンルを遊ぶなら回線の品質は重要度が高くなります。
こんな経験があるなら回線を見直すサイン
以下に当てはまる経験がある場合、回線が原因の可能性があります。
| 経験・症状 | 回線が原因の可能性 |
|---|---|
| 夜のレイドだけ動作が重い・もっさりする | 高い(夜間Pingスパイクの可能性) |
| スキルを押してから発動までワンテンポ遅れる | 高い(Ping値が高い可能性) |
| 回避したはずなのにダメージを食らう | 高い(Pingによる遅延の可能性) |
| パーティメンバーの位置がワープして見える | 高い(パケットロスの可能性) |
| 大型パッチのダウンロードに数時間かかる | 中(回線速度の問題の可能性) |
| プレイ中に突然切断されることがある | 高い(回線の不安定さの可能性) |
| Wi-Fiでプレイしている | 中(有線接続に切り替えるだけで改善する可能性) |
まず試すこと:回線を変える前にできる改善策
回線を変える前に、今の環境で改善できることがあります。順番に試してください。
①有線接続に切り替える
Wi-Fi接続のままMMOやマルチプレイアクションをプレイしている場合、まず有線LANに切り替えることが最優先です。Wi-Fiは電波干渉・距離・建物の構造によってパケットロスが起きやすく、安定性の面では有線に劣ります。LANケーブル1本で改善するケースは多いです。
②IPv6(IPoE)対応かどうか確認する
フレッツ光系の光コラボ回線を使っている場合、IPv6(IPoE)に対応しているかどうかを確認してください。IPv4(PPPoE)のままだと夜間の網終端装置の混雑をそのまま受けます。プロバイダのマイページで確認して、未対応なら切り替えを依頼してください。基本的に無料で対応できます。
③夜間のPingを実測してみる
fast.comやGoogleのスピードテストで、夜間20〜23時にPingを測定してみてください。30msを超えている・昼間より大幅に上がっているという場合は、回線の混雑が夜間のプレイに影響している可能性があります。
□ 有線LAN接続に切り替えた
□ IPv6(IPoE)対応かどうかプロバイダのマイページで確認した
□ 夜間20〜23時にPingを実測した
□ 使用しているLANケーブルがCAT6A以上か確認した
それでも改善しないなら、回線自体を見直す
有線接続・IPv6対応を確認しても改善しない場合、回線自体の見直しが必要なステージに来ています。特に以下の環境は改善に限界があります。
- VDSLマンション:速度上限が100Mbps程度のため、大型パッチのダウンロードや高負荷時の安定性に限界がある
- ホームルーター:モバイル回線のため夜間の混雑を直接受けやすく、Pingの安定性に限界がある
- IPv4のみのプロバイダ:IPv6に切り替えられない場合はプロバイダ自体の変更が必要
MMOやマルチプレイアクションに向いた回線の条件は「夜間でもPingが安定していること」「パケットロスが少ないこと」の2点です。エリア・住環境・プレイスタイルによって最適な回線は変わるため、以下の診断で確認してみてください。
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